将来の子供の学費や、急な出費、もしかして失業したら・・・
などと考えると、現金化できる資産や貯金を持っておくのは大切ですよね。
何より心の安心感につながると思います。
若い頃から何度も貯金に失敗してきた私の経験から、貯金ができる方法を紹介したいと思います。
収入を増やせば貯金が増えるのか?
「貯金ができない!」と思うときに、まずはじめに思いつくのが
収入が増えれば貯金できる!
という発想ですよね。
もちろん、できる限りのことをちゃんとやっている人たちにとっては、収入を増やすことが最終的な唯一の解決策になると思います。
けれど、私のようについつい無駄遣いをしていたり、きちんとお金の管理をしていなかったり、飲みに行くとついつい財布の口が緩んでしまう人にとっては、これは解決策になりません(笑)
どちらかというと、さらに悪いことにもっと支出が増えるだけだと思います。
というのも、私が実際にこれを経験しているからです。
しっかり自己管理されている方は、収入アップが貯蓄額アップにつながると思いますので、収入アップの為の副業や転職を検討するのは現実的な解決方法だと思います。
ズボラな人がラクして貯金するには?
「ラクして」と書いてしまいましたが、かんたんにお金が手に入るという意味ではなく、精神的に無理をせずに貯金をするという意味です。
私を含めズボラな人の特徴として、ズボラでいられる=そこまでお金に困窮していないことが多いんです。もちろん、計画通りにお金を使えないので、給料日前に貧乏になっていることは多いですが(笑)
なので、できるだけ自由に使えるお金を減らすことが最大のポイントだと思います。
だいたいズボラな人は、レシートをちまちまとっておいたり、家計簿をつけたりなんて細かいことは基本的に続きません!私もいろんなアプリを入れたり、色々トライしましたがどれも壊滅的に続きませんでした!
ざっくり1ヶ月とかで家計管理をするなら、意外と何とかなるので是非、下で紹介する方法を試してみてください。
固定費をとにかく抑える
これもよく言われている方法ですが、まず必ず支出する固定費を安く済ませることが大切です。
固定費にかかるものの代表例としては
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 携帯代
- インターネット代
がありますよね。
資格取得や学校などの自己投資はOKとして、年会費のかかるものはなるべく見直しをする方が良いと思います。
固定費の中で特に大きいのが家賃ですよね。
よく家賃は月収の3分の1とか言いますが、私が若い頃になかなか貯金ができなかった失敗の一つとして、家賃が高すぎたことがあると思います。
住むエリア、治安の問題もあるので安ければ安いほど良いというわけではないですが、やはり毎月の固定費が1万円でも安ければ、その1万円に他の使い道が出てくるので馬鹿にできません。
最近はシェアハウスやお得な家賃で住める家もたくさん出てきましたが、私が1人暮らしをしていた時にはそういった家が全然なかったのもあります。
例えば、家具や家電がついた部屋も引っ越し代も安く済みますし、次の引っ越し先に行く時も荷物が少なくて済むのでいいですよね。
またインターネットやスマホは、格安スマホなんかも今はたくさん出ているので、固定費を安く済ませる方法は意外とたくさんあると思います。
すぐに使えるお金を手元に置かない
最近はコンビニにもATMがあるので、銀行に預けておいてもすぐに引き出せてしまいますよね。それにクレジットカードや電子マネーもあるので手元に現金がなくても、お金を使える方法が意外とあるのは便利になった分、困ることもありますよね。
クレジットカードはいざという時のために持って置くのはいいと思いますが、基本的にキャッシング枠は使わないは鉄則です。特にキャッシング枠の限度額は低めに設定しておくのも一つの方法だと思います。
私は毎月給料日になると、銀行から引き落としのかかる金額を残して全て引き落とし、その月に使う金額を手元に残し、残りは別の口座に移していました。
かんたんにいうと強制貯金ですね。
残りの口座に移したお金はいざというときや、冠婚葬祭などの急な出費以外では手を付けることがないようにしていました。
貯金用の口座は通帳もカードも持ち歩かないのが1番いいです。←使えないので。
ボーナスをそのまま貯金する
どうしても日々の我慢ができない人や、毎月の生活はキツキツの人におすすめなのが、ボーナスをそのまま手付かずで貯金する方法です。
ボーナスがない会社に勤務している場合には、ボーナスがあるだけで貯金は本当にしやすくなりますので、会社に転職を目指しましょう!
私は最初はなかなか毎月の節約がうまくできなかったので、ボーナスを貯金することから始めました。と言っても、ボーナスをもらうと人間って何か自分にご褒美を買いたくなったりしちゃうんですよね。
家族がいる人は家電など、ボーナスで買う予定のものがあったりするかもしれませんが、ある程度欲しいものを買えばそのうち欲しいものも無くなっていくので(笑)
できる限り、そのままボーナスを貯金できる体制を作っていきましょう。
500円貯金をしてみよう
現金決済をなるべくするようにしないと効果が薄いのですが、買い物した時のお釣りで500円玉をもらった時には貯金してみましょう!
私は500円貯金を始めたら、半年で3万円近く貯まりました!
その代わり、しょっちゅう1,000円札で支払いをすることになるので、あっという間に手持ちのお金が減っていきます(笑)
給料日前には結構キツくなる時もありますが、決して無駄使いをしたからではなく、その分500円貯金となって将来の貯金になっていると思えば意外と後で嬉しくなります。
ある程度、溜まったら銀行に持っていくといい気分で貯金できるのでおすすめです!
個人年金型の保険やつみたてNISAを使う
給料日のすぐ後に引き落としがかかるようにした個人年金型の保険やつみたてNISAに投資するのもありです。
どちらも運用の視点では賛否両論ありますが、貯金を忘れて使ってしまったり、誘惑に勝てずに買い物してしまうような人には無駄に使うよりは全然マシと言えます。
少なくとも私はこの方法で、かなりお金が貯まりました←正確にいうと、私の目の前の欲求で無駄遣いするお金が救済されました(笑)
例えば、5,000円の運用が1ヶ月後に4,980円のマイナスになっていたとしても、運用資産が0円よりマシという発想です。
貯金箱や封筒にお金を貯める
これも個人的におすすめの方法なのですが、銀行にお金を貯金してると数字はどんどん大きくなっていきますが、やはり数字は架空のお金なんですよね。
自分がどれだけ貯金を頑張ってるのか実感するには、手元に現金を置いていつも自分の目で見て確認できるとモチベーションが保てると思います。
私もいまだに、一定金額に到達して銀行に預けるまでは封筒に入れて貯金してます。
予定外の何かを買うときには、基本的にその貯金から支出することになるのですが、買う前にその封筒の中のお金が減ると思うと、「本当に必要なものなのか?」の自問自答ができるチャンスになります。
これまで何度も貯金に失敗してきたので、他にも色々貯金のアイディアはあるのですが、まずは手元にあるお金を今すぐに少しでも残してみてください。
毎月少しずつでも溜まっていく嬉しさで、だんだんと生活を見直したり、より貯金を増やす工夫を自然と始めるようになり、良い習慣化ができてくると思います。